MT4のEAでストップロスを活用しよう

MT4のEAでストップロスを活用しよう
MT4

MT4のEAを活用したFX自動売買取引においてストップロス(日本語では損切りと呼ばれます)は大変重要な考え方です。FX取引では、当然ながら利益が発生することもあれば損失が発生することもあります。損失の方向に相場が動いた場合、すぐに決済せずに相場の転換を待てば損失を取り戻すことができる可能性もありますが、同じ方向に相場が動き続けた場合は損失が膨らみ続け、最終的にはロスカットとなって大きな損失となることもあり得ますので、ストップロスを設定して「含み損が○○pipsになったら自動的に決済する」と決めておきます。

ストップロスにより、最小限の被害に抑えることができるので、MT4のEAでFX取引をするトレーダーはストップロスの設定を確実におこなっておくことをおすすめします。ストップロスが100pipsを超えるようなEAでは一気に大きな損失出るリスクがありますので十分注意してください。MT4でストップロスを設定する際は、新規注文時にストップロスを設定しておくこともできますし、ポジションを開いてストップロスを設定することもできます。注文画面を開いた際、「決済逆指値(S/L)」の部分がストップロスです。現在の売り価格が130.200円で、130.300円(-10pipsの損失)になったら損切りさせるのであれば、決済逆指値(S/L)に「130.300」と入力します。

設定できたら「成行売り」をクリックしてください。なお、MT4のEAでは、ストップロスの逆の考え方として、テイクプロフィット(利食い注文)をおこなうこともできます。テイクプロフィットは、「含み益が○○pipsになったら自動的に決済する」と決めておくことです。テイクプロフィットを設定する場合は注文画面で「決済指値(T/P)」の部分に入力をおこないます。設定できたら「成行買い」をクリックしてください。

関連記事一覧